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灯と道標
05:10
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風を泳ぐ群鳥の声 朝呼んで
水車は静かに回ってる
眩む鈴の音 鳴り響く回廊で
また 指折り数えて待っていたの
この世界に 浮かんでく記憶と
綻んだ光 紡ぎ また明日へ歌うの
どうか ねえ どうか
静かな世界 ただそこにいたいよ
いつか書き記した 私達二人で描いた地図を
追って ねえ 追って
辿った道 確かな季節に馳せた
満天の夜の中 探して
誰も知らない扉の鍵を 開けたなら
この惑星へと 繋がって
そして 輝き流れる街と
透けて広がった向こうの景色は溶けだしてく
ねえ どうか ねえ どうか
静かな世界 ただそこにいたいよ
掠れてしまった 私達二人で描いた地図を
繋げて 繋げて
今少しずつ 確かな季節へ行くの
満天の星の下 二人で
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2. |
梔子とサイダー
05:04
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揺れる曖昧の中に 走馬灯のサイダー
ぷしゅりとしたら飲み干して
自己矛盾だけ 美味しく感じて
ああ天気予報は明日も雨だって
悲しそうに笑って 言うけど
いつかの映画みたいに
傘も刺さないで 雨に歌えば
君の手を引いて 踊り明かそう
全ての感情も幻想も全部 洗い流して
夜更けに光る後悔が 色めき浮かんでいく
暮れる情景はナイトフライ
グリーンフラワー通り
さんざめくような街並みと
街路樹を一人横目に
ああフライト予想時刻は晴れだって
虹がかかる空見て笑って
雨上がる光景に
君と溶けていく 光になって
地平線超えて 海を渡れば
色めく流線が梔子に染まる
はらりはらり
どこかに消えた後悔は
亡くした記憶になる
予想していたよりも
何度目の"くらい"だ
どれだけ這って進んでも
きっと見えないものは遠く
君の手を引いて 踊り明かせば
全ての感情も光景も全部燈灯す
朝焼け染まる君の想いが 色めき浮かんでいく
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3. |
サザンカ
03:41
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咲いた花が散るまでの間
出来れば話をしたかった
「息が白くなったね」と
手と手を合わせるように
君が生きる影を映すための光になろう
僕の声は聴こえなくても大丈夫
ここから見える街やひとが君にとって
ずっとずっと大事だと良い
願うのはたった少し
淋しくなった時はいつでも見上げてね
そっとそっと雨を降らすよ
がんばって涙こらえなくて良いように
昨日、一昨日、二年前、と
密か思い出に浸り込んでは
風が強くなっていく
君の背を押すように
明日がどんな日になろうか知る由もないけど
君の影は確かにある
そこにある 大丈夫
ここから見える海や社会が君に対して
ずっとずっと優しいと良い
願うのはたった少し
負けそうになった時は顔を上げてみて
そっとそっと頬を照らすよ
何度でもまた歩き出せるように
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4. |
Flora
04:36
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明け方の空 誰もいない
深呼吸で ほら 世界は止まる
来るあてなどないものを
ずっと待っていた バスを待つように
少し硬い座席には
日常を束ねた花束
1人きりのバスの中
まるで人生を駆けてゆくみたい
愚かで 愛おしい 砂利道
転んで
1つ先の未来まで
私を運んでゆく
遠くへ もっと遠くへ
どこへも行ける
明日がそこまで迎えに来てる
ひらめくスカート
生意気そうに揺れてる
もうすぐ信号が青に変わる
広い青空引っ掻いて
どこまでも広がれ 綿菓子
猫背の背を
陽だまりが温める様に
そっと 胸を張る
前しか見えない小さな窓際
景色が手を振りながら
静かに流れてゆく
どこまで
明日はどこまで歩いて行ける
夏が終わるなんて知らずにいた
さよなら 夕陽が教えてくれる
私は
あの日夢見た いつか にいる私
愚かで 愛おしい 砂利道
転んで
1つ先の未来まで
私を運んで
遠くへ もっと遠くへ
今 歩き出す
明日を私から迎えに行こう
ひらめくスカート
少し手繰って駆け出す
もうすぐ新しい朝が始まる
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5. |
影縫い
04:03
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目蓋を閉ざした暗闇に心追いかけて
疑心暗鬼の渦の中 静寂を求めてる
光と影が描写する精彩な輪郭線
天使と悪魔のささやきが
自分の声だと知る
燈は消したままで
心に巣食う暗闇に
そっと柔らかな陽が射す
幾重にも重なり合う影を造る
消えない傷の痛みも
終わりのない悲しみも
誰にも盗めない景色に変わる
目蓋の裏側で踊り出す光を追いかけて
明鏡止水には程遠い騒めきを感じてる
光と影の間には曖昧な境界線
自分と自分でない物の隔たりを探してる
燈は消したままで
心に巣食う暗闇に
そっと柔らかな陽が射す
幾重にも重なり合う影を造る
消えない傷の痛みも
終わらない悲しみも
誰にも盗めない景色に変わる
薄影り中滴が跳ねる音を吸い込むたび
心は形を変えてゆく
嗚呼 流れゆく
過ぎてゆく
止まることもなく
暗闇の中も
やがて差し込むその光を
想う型どおりに遮る
幾重にも重なり合う影を造る
止まらない時の流れの中で
此処に在るすべてを
誰にも盗めない景色に変える
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6. |
僕は恋人
04:07
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悲しい音が鳴り楽しい夢を見る
さようなら今の君、もう二度と逢えないね
僕は恋人
君の恋人
寂しくなったら叫んでみせて
僕は孤独を忘れない
正しい過ちを何度も責めないで
夜空の上からは何でも見えるもの
僕は恋人
君の恋人
言葉にするのはとても怖いよ
僕は鼓動を止められない
僕は恋人
君の恋人
会いたくなったら歌ってみせて
ああ!
My name is music.
My name is music.
奏でよう
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7. |
echoes
03:55
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滲む茜雲 記憶 零れては落ちて
遠ざかる 君の影を 見送る
夜明けのその向こう 今はまだ見えないけど
遠く 行こう 行こう やがて灯る光の先へ
笑う君のecho 名前の無い道 照らして
そして 行こう 行こう やがて消える火だとしても
今も響くecho 確かな祈りを描いていた
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aeterne(花近×そらこ) Tokyo, Japan
aeterne is a music duo based in Tokyo consisting of singers 花近 (kakin) and そらこ (sorako). Similar taste in music brings them together and the desire to produce more original songs has finally come true.
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